運河のはなし
2012.01.21 Saturday
イギリスには.むかし全土に運河が張りめぐらされていました。
ヨーロッパ各地にも運河が.主要交通手段として発達しています。
特に平らで山が無いロンドンを中心としたイングランドは.運河によって発達していきました。
蒸気機関車が発明され次第に運河が使われなくなってもかなりの運河が残っています。
ここはロンドンの真ん中を東西に走るリージェント カナル(CANAL 運河)の西に有る
リトルベニスと呼ばれている ところ!
ここからカナルボートでカムデンまで.人が歩くぐらいのスピードで
一時間ぐらいのクルーズが楽しめます。
左の黒いボートが.ナローボートと呼ばれている.定期運航の船
右のワインレッドのボートは係留されてティールームとなっています。
運河は波もないので.水を切る音がここち良い。
船頭とアシスタントの二人で運航していました。
トンネルや橋の下を通るので.低い視線で風景が見え.ロンドンバスとは.正反対の感覚です!
沢山の船が係留されていて.住まいとして使われている物もあります。
ナローボートはレンタルでき.家族で一週間から10日ほどの旅行をする人が多いとか!
運河は両側が道になっていて.気持ちの良い散歩コースにもなっています。
この道は船がまだエンジンが無かった時代に、馬で船を引くための道だったのです。
歩道の上にあったリージェントカナルのお洒落なサイン。
リージェントパークの北側 ロンドン動物園の間を抜けると.豪華な邸宅の裏側を通ります。
ロンドンの真ん中にこんな静かな風景があります。
地方に行っても.道路と水面が同じ高さなので.運河が見えず.草原の真ん中に.いきなり
ヨットの帆が見えたりします。
同じ島国でも.山が多い日本とは違う風景が.新鮮でわくわくします。
江