ブリキカンのはなし その1
2012.02.05 Sunday
TIN と言えばTIN TOY ブリキのおもちゃですが. 我がコレクションはブリキのカンなのです。
日本では.カンを集めていますと言ってもなかなか反応してくれる人が.少ないのである。
しかし.欧米ではライバルが沢山いるのです。
買い付けで回っていると.カンを扱う店で黒山の人だかり.などと言うことを良く見かけます。
ロンドンにも専門店が有りましたが.最近はあまり見かけなくなり.残念です。
彼らいわく、最近はオークションなどでも品物が出なくなったとのこと!
値段もかなり上がってなかなか買えなくなっているようです。
このカンは.1900年代のお菓子メーカー Huntley and Palmers社の本型カン。
一番気に入っている ブルーバード と言われているカン
1911年製のビスケットが入っていたもの。首より上が蓋になっている。
Mcvitie and Price 社
地方のアンティークセンターのガラスケースで見つけた時は.久しぶりに胸ときめきました!
オークションでしか見たことなかったのであります!
1924年製 お菓子メーカー Crawford's 社 のビスケットカン
描かれいる人たちの服装が.アールデコ時代を反映しています。
値段を 聞くな その辺の おもちゃより高いぞ!!!
おもちゃと違う所はタイヤを動かす動力が無いこと!
まったくの入れ物であります。
もっと見たいと言う人は、ティンズコレクションで沢山見られ、買うこともできます。
http://www.tins-col.com/7_burikikan/burikikan_00.html
更にもっと見たい人はロンドンにイギリス一のコレクター、ロバート オピーが開いている
パッツケージミュージアムがポートベローロード近くにあります。
http://www.museumofbrands.com/
カンの話はまだまだ続きます・・・
江