ラヴェナムの街

2012.03.25 Sunday


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ラヴェナムはサフォークのイーストアングリア地方の小さな町で.近くのロングメルフォードと共に
アンティークの街だったのですが・最近はアンティークショップも減り.今は買い付けルートからは
外れることが.多くなりました。

ローマが侵攻していた時代は.この地域が拠点だったようです。
中世の面影を残す町は.沢山ありますが.ここはハーフティンバーと呼ばれる木造の建物が.
300件ほどあり.保存認定を受けています。

ハーフティンバーはオーク材で骨組を作り.間を漆喰で埋める建て方で.表に木組みの模様が.
よく見えるのが特徴です。

ゆうに400年は経っていて.屋根もゆがんでいます。



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ハイストリートの真ん中で.一番目立つ建物.ガイドブックによく出てくる.クロックド.ハウス
写真が曲がっているのでは.有りません。
日本と違って.地震がないので.何百年もこのままです。


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コレクター憧れのパンメーカー.ホービスの看板
ティンズに.同じ物がありますぞ! デカイ!


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1530年に建てられたギルドホール
木の部分を白く塗ってあります。 オーナーが代わったりすると.また木の状態に戻したりしてます。


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中世のまま時が止まっているようです。
ガラスや街灯も昔のままです。


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ハイストリートには.何軒かショップが。 アンティークを上手く使うのが.英国流です。
アンティークショップは何件かありましたが?


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黄色い壁に.黄色い英国車 (MG.Bタイプ) いいですねー!!!


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古いロールスロイスでアイスクリームを買いに来た親子。
羨ましい・・・
ケンブリッジや競馬で有名なニューマーケットから.車で30分ぐらいの所です。
一度は行く価値あり・・・です。





クラシックカー その1

2012.03.22 Thursday
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春になるとオープンカーで.来店される方もちらほら・・・
しかし.この人は半端では有りません!ティンズの昔からのお客さんなのですが.大の英国党です。

1935年製 MG Qタイプ レーサー であります。 日本に数台しか無い.文化財です?

太田区の自宅も.英国よりのレンガで建ててしまったのです。
(ティンズのHPの「アンティークのある部屋」にも登場しています。)
 



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後ろ姿がセクシーではありませんか?
マフラーもフィッシュテールマフラーで.この時代に流行した魚のしっぽ型なのです。



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メーターやハンドルなどシンプルでかっこ良いです!
二人乗りですが.幅が狭いので.隣とは密着します。いいね???


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MGのカーバッジが誇らしい。
メッキもピカピカ・・・1935年製の新車???


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ついのぞきこんでしまいます。
イギリスでは.治すビルダーや組むショップが.まだまだあります。
古いものを大切にする文化.羨ましい!




 

ねこぬいぐるみ新作展

2012.03.19 Monday

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ついつい見入って、ちょっと笑ってしまうのにとってもオシャレさんなぬいぐるみの数々。
江川文子新作展が、鎌倉の shironeko さんにて開催中です。

今回は小さめサイズのチビネコや、木製の洗濯バサミをベースにしたペグドールも出品。
楽しい、かわいい作品がいっぱいです。
散策がてら、ぜひお出かけください。

作品は作家のHPでもご覧頂けます。


tins 渡


代官山のカフェ

2012.03.19 Monday
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ストリームと言えばアメリカのアルミで出来ているキャンピングカーで.50年代の憧れですが!
そのイメージをみごとにインテリアに再現したバーが.ティンズの近くに出来たので.紹介します。

なななんと・・・内装からサインまでほぼ一人で作ってしまったというので、 驚きです!
この若きオーナーは小さい頃から物作りが.好きだったようで.こだわりは半端ではないようです。
しかも.本職はバーテンダー・・・
このカンバンももちろん手作りです。


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入口(ファサード)は木製で中のブリキの内装とは違うイメージ。
内装は行ってのお楽しみ。


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このバーナーは当店からの物で.上のエスプレッソマシンはイタリア製で.
イギリスとイタリアのコラボで美味しいコーヒーも飲ませてくれます。
一見の価値あり!!!  行って見てください!

詳細はこちらで↓
CAFE STREAMLINE





春のルイス

2012.03.17 Saturday

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毎年 4月の買い付けは.日本で桜が咲き始めるころに出発し.イギリスの春の初めに回ります。
年によっては寒い日が続くこともあります。
北の仕入れを終え.少しロンドンに滞在してる間に南部を2〜3泊で回ります。

ここルイスは.ブライトンから列車で20分ほどの小さな町です。
朝.イングリッシュブレックファーストを食べ.マーケットが開く10時まで.町が一望出来る丘に登り.
春の景色を眺めます。
この丘は.ゴルフ場になっていて.町と海が眼下に見られます。


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昔は入江になっていたようで川に小舟も見られます。
牛がのんびり草を食べていました。


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南部はよく映画などに出てくる.白い石灰岩の岩肌があちこちで見られます。
足元の下はトンネルです。


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遠くを見ると丘の稜線が黄色ではありませんか?
写真にいたずらしたのではありません。
菜の花畑なのです。
春はイギリス全土で菜の花は見れますが.これは南部特有の光景ではないでしょうか!


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丘に登る途中にあった.一休み用のベンチ!

なぜかぬいぐるみの猫が???・・・な〜んて、我が妻の作品でした。


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町から丘を見ている写真。
さくらもちらほら咲いています。日本とは違い一ヵ月は咲いています。

住まいも豊かで落ち着いた雰囲気がします。

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ショップの入口にねずみ???
イギリスではねずみは幸運をもたらす動物なのです。


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一休みするマーケット内のカフェ。
スコーンが焼き上がっていました。
スコーンにぬるクローテッドクリームは南部に多いジャージ牛のミルクから作られています。


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町中の家 花いっぱいです。
どこの庭も.気合いが入っています。

冬が長いイギリスでは.春 いっきに花が咲き.乾燥しているせいでしょうか.
長く花を楽しめるようです。
5〜6月がお奨めのシーズンです。







ポワロとアンティーク

2012.03.03 Saturday

イギリスやフランスが舞台の、時代ものの映画やドラマを見ていると、
内容そっちのけで背景の小道具に気を取られる事がしばしば。

ティンズに置いてあるのと同じものを見つけたりすると
知ってる人がテレビに出てた!・・・みたいな、なぜか得した気分になります。

中でも「名探偵ポワロ」はその宝庫。
久々に見直したら、あったあった、ありました。
見つけましたよ。。。

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ここは、日用品を扱う小さなお店で、他にもかわいいカンや木箱があちこちに置いてありました。
窓際のガラスストッカーも良かったなぁ。

しかし、何故か若干の違和感が・・・。
どれも状態良いな・・・。

考えてみれば当たり前。
今は古いものでも当時は新品なんでした。

さて、今回登場のビスケットケース、気になった方はティンズコレクションへどうぞ。
かっこいいのがありますよ。



奄美大島へ

2012.03.01 Thursday


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2泊3日で奄美大島旅行へ行って来ました。
一番の目的は日本のルソーとも言われる画家、田中一村の絵を見ることと
島ならではの樹木や植物を見ること。

雨の予報も到着寸前で上がり、機内から虹とエメラルドグリーンの海、
濃い緑の森が見えました。

初めての南の島!


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ヤドカリ.jpg
奄美空港から近い、土盛(トモリ)海岸。
誰もいない海岸で貝殻拾いをしたり、ヤドカリと遊んだり。


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海岸近くで、ゴモジュという木にリュウキュウアサギマダラがいるのを見つけました。


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パパイヤ(奄美では野菜なんだとか)、

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アダン、

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シマバナナなど、
田中一村の描いた植物を初めて目にしました。


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ゴジラの映画撮影が行われたという金作原原生林の探索では、ヒカゲヘゴ、

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これはその幹。

タニワタリ.jpg
タニワタリ、

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オキナワウラジロガシ、

他にもサクラツツジ、クワズイモ等を見ることが出来ました。


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田中一村美術館。
奄美古来の蔵をイメージしたという、独特な建物。
この中がギャラリーになっています。

お目当ての絵、特に奄美の植物を描いた作品は、期待以上の物ばかり!


一村居住跡.jpg
田中一村の住居跡。
ここからも作品が生まれたのかな。。。


ポインセチア.jpg

ヤシノキとハイビスカス街路樹.jpg
ポインセチアが2メートル位の庭木に育ち、
椰子の木とハイビスカスが街路樹に植えられ、驚くことの多い旅でした。


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